マッチムーバーを使ってみよう

最近何故か少し話題になっている事が多くなってきたマッチムーブですが

実際にやるとなると結構めんどくさいのが難点です^^

そこで簡単にしかも無料でやってみたい方にお勧めなのがAutodeskのMatchMoverです。

少し前まではMAYAにおまけでついてきていたソフトなのですが最近無償提供されるようになりました。

これは使わないと勿体ないということで簡単に解説してみたいと思います。

 

まず最初にツールをダウンロードしてこないと始まらないのでAutodeskからダウンロードしてきます。

各OSに合ったのをここからダウンロードしてきてください。

 

https://apps.exchange.autodesk.com/MAYA/ja/Detail/Index?id=appstore.exchange.autodesk.com%3aautodeskmatchmover_windows64%3aen

 

ダウンロードが終わりインストールして立ち上げるとまずこのような画面が現れます。

 

d74ab47e87a7542cbf51ecb04c562a68

 

次に今回のチュートリアルで使用するイメージシーケンスファイルをこちらからダウンロードしてください。

素材は自由に再利用していただいて構いません。

 

http://mmd.club/data/new.zip

 

次にマッチムーバーの特性なのですが動画ファイルは読み込めないというお馬鹿な仕様なので連番ファイルを用意する必要があります。

ですのでフリーツールなどで動画からイメージシーケンスを作ってください。

ここで注意なのがあまり長い動画などでオートトラッキングを使う場合はマッチムーバーはキャッシュをメモリーに置くのでメモリー不足になります。

ですのでできるだけ長い動画の場合は手動トラッキングを使いましょう。

今後の応用もあるので今回は手動トラッキングのやり方で説明したいと思います。

 

6ec7f50237d83217df697690cb340c21

 

 

ではイメージシーケンスを読み込んでみましょう。

ファイルからLoad sequenceを開いてください。

 

174fc4c35cf39a1280bab9df79fd2464

 

開いたら最初のスタート画像を選択します。

これは任意に選べるので必ずしも000フレームじゃなくてもかまいません。

次に終わりたい画像の番号を指定します。

自動で最終フレーム画像が読み込まれていますがこれも自由に指定できます。

今回は176から600で設定しています。

最後に一番したのところでフレームレートを設定してください。

デフォでは24fpsになっていますが今回は30fpsに設定しました。

フレームレートはシーケンスを作った時と同じ設定にしましょう。

これでokを押すと画面に映像が出てきます。

 

再生すると自動でキャッシングが始まるのですが手動でトラッキングする場合はキャッシングは必要ありません。

画面右下の処がキャッシュメーターになっていますが足りない場合はプリファレンスからキャッシュサイズを増やしてみてください。

 

では手動でトラッキングポイントをつけていきましょう。

チュートリアル用の画像にはあらかじめトラッキングしやすいようにマーカーがつけてあります。

手動の場合有効なポイントが7点必要になりますので7か所打っていきます。

 

まず2D TrackingメニューからNew Trackを押してください。

 

adbb60db61897da288ef46d8fbdab5f9

 

押したら次にとりあえず一番手前のマーカーの位置でクリックします。

するとTrack 01というのが出てきます。

よく見ると四角いのがあるのでそれの角をドラッグしてある程度の大きさまで広げましょう。

これは狭すぎるとうまくトラッキングできないのでマーカーより広めにするのがコツです。

目安はこれくらいかな?

 

97216c8bf505ccde698a5501fd352de7

 

フレーム位置が0にある事を確認してから

2D TrackingメニューからTrack Forwardを押してください。

もしも途中フレームにとか最終フレームにある場合は押せるボタンが変わってきます。

その辺はすぐわかると思います。

 

58bb7a959e977f93c3efb2570a34c2e9

 

トラッキングが始まると下のタイムラインとトラッキングモニターに変化が出ます。

すぐ終わるのでしばらく待ちましょう

 

e982e53a3beccfc56d557e79f4dd8325

 

終わると画面上に緑色のミミズみたいなのが出てきます。

基本的に8割ほどグリーンなら概ねokです。

赤がある場合はマーカーの位置を出来るだけ真ん中にもっていきもう一度同じようにやってみましょう。

これを全部で最低7か所やっていきます。

終わりましたら左メニューのSequence 01を選択し今度は3D TrackingメニューのSolve For Cameraを押してください。

 

719ff8f24ba1c31f1fef871c7f19710c

 

各トラックがすべて緑になったらokなのですが赤や黄色の場合は失敗しているので更なる調整が必要になります。

 

cc03fbca9b5ff21dde7932922d1f330a

 

調整が終わりオールグリーンになったら3D SceneメニューのNew Coordinate Systemを作成します。

 

e79601334b270d579c9e282c8dc4e5df

 

これで原点と座標位置を設定していきますがこれの座標は、お使いの3DCGソフトのXYZ座標に合わせてください。

 

今回はこのようなトラックナンバー配列で設定していきます。

 

c332356d0c9924b1a8b0b12f3f89e017

 

 

最初に原点となるOriginをTrack 01で設定します。

次に05から08までの距離を設定します。これでシーン全体のサイズが決まります。

そして方向ですがAxis 1 をXにし原点から見てX方向のトラックを設定します。

次にAxis 2 ですがZに変更し横のメニューから2ポイント設定に切り替えます。

奥側をXにしたので自ずと横方向はZになります。

原点より遠い方から順に03と02を設定してください。

間違って逆にするとカメラが上下逆になります。

終わりましたらオレンジ色に変化しているApply Coordinate Systemボタンを押してください。

 

5436eef7babfa898fbbdae584058ad84

 

cb46527d71012c968f8fe5eaff05ba81

 

終わったら画面左上の3Dとなっている処を2Dに書き換えて右下のコントローラーで動かして

グランドプレーンとカメラの向きが合っているか確認しましょう。

向きが合ってない場合は座標の方向が間違えています。

 

6e2ee47438eb91afe9e2b662cb7d0180

 

あとはファイルからエクスポートを選択し自分の使っているツールに合った形式で書き出しましょう。

 

aaeb57b497d8045f8bdf1e24ff045a08

 

3Dツールにインポートすると下のようなものが出てくるのでカメラを書き出した方に切り替えてください。

 

138b3187f1b0a6f850c79b54f13a3711

 

切り替えるとちゃんと地面とロケーターの配置が出来ているはずですので再生してみましょう。

ズレが無いようでしたらボックスなどを配置してみましょう。

地面に沿って配置されるのでほぼ問題ないと思います。

 

f714880978eef0d368e67d72825ec178

 

後は好みのオブジェクトを配置しレンダリングなどして楽しんでください。

合成のやり方は各ツールにより様々なので今回は割愛させていただきます。

長くなりましたがあくまでこれは基本なので試行錯誤して頑張ってみてください^^

 

オリジナルの動画でトラッキングして色々合成してみましょう

 

 

 

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です