無料版NukeXとMMDを使ってマッチムーブ

industory2016の解説を簡単にまとめてみたいと思います。

まず用意する物は

  • NukeX Non-commercial版
  • MMD
  • 動画の撮れるカメラ

以上です。

とりあえず背景用の動画を用意してみましょう。

今回の場合あまり回りこむような撮影は控えてください。

できるだけその空間にキャラクターが居ることを想定して撮るのがお勧めです。

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できれば300フレームくらい(約10秒区切り)で1カットを撮影していくのが処理のやりやすさや失敗もなくて良いでしょう。

撮影されたデータはカメラによってフォーマットが様々でビデオカメラの場合AVCHDの場合もあります。

その場合は別のソフトで画像シーケンス等に変換しましょう。

次にMMDを立ち上げ背景画像を読み込みキャラを立たせます。

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カメラの位置をだいたいでいいのでフィットする場所に固定でキーを打ちます。

影の位置を背景にあわせて調整も忘れずにやりましょう。

次に背景を抜きたいので緑の画像を背景に変更します。座標軸は消し忘れないようにw

 

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あとは適当にモーションをつけて動画を書き出してください。

次にNukeXを立ち上げます。

まず何にも無い状態なので素材の背景用動画とMMDから書き出した動画を読み込みます。

Rキーもしくはこの位置のReadから読み込んでください。

 

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読み込み終わったらプロジェクトの設定をします。

Sキーを押して右側に出ている設定項目を変更します。

ここは自分の作りたい動画のサイズとフレームレートの設定になります。

 

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次に背景動画とViewer1を繋いでみましょう。

すると画面に動画が表示されていると思います。

 

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今回は背景に動く物が映っていないのですがもしも映っている場合はマスクをかける必要があります。

その際は背景を選択した状態でTabキーを押しRotoと入力してください。

これがNukeのマスクツールになります。

 

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これで囲った部分はマスクがかかり計算から除外されるようになります。

このマスクはフレームごとに移動させれるので動くものにあわせて位置をずらして下さい。

次にTabキーを押しCameraTrackerを呼び出し同じように繋いでください。

 

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次にカメラトラッカーの設定項目を変更します。

まず1のMaskですがRotoを使ってない場合はそのまま無視でかまいません。

マスクかけた方はMask Alphaに変更しましょう。

次に2の項目ですがfilmBackSizeは撮影したカメラのCMOSセンサーのサイズになります。

1眼レフやシネマカメラの場合はプリセットから選べますが一覧に無い場合は

メーカーや機種によって様々なのでここは調べて入力します。

公開されているサイズは写真用だったりするので16:9に変更する必要がある場合もあります。

入力が終わりましたら3のTrackを押してみてください。

動画内のトラッキングが始まります。

 

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終わったらその下のSloveを押すと有効な物は緑でエラーな物は赤で表示されます。

地面を指定したいので緑の地面に当たる部分を選択し右クリックからグランドプレーンをSet to serectedで作成しましょう。

 

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ここまで出来たらCameraをScene+に切り替えてCreateを押してください。

 

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すると必要なノードが自動的にコネクトされます。

この状態になっていれば問題ないです。

 

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次にTabキーを押してCardと入力します。

出てきたカードノードを図のように繋いでください。

 

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今のままでは何がおこっているのか分かりにくいので画面右上の2Dとなっている場所を3Dに切り替えてみてください。

すると立体的になっているはずです。

 

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状況的にカメラに対してカードが横になっているので回転させる必要がありますのでCardの設定項目で

RotateのY軸を90度回転させましょう。大きすぎる場合はunifome scaleで調整できます。

面倒ですが2Dと3Dビューをいったりきたりしてサイズと位置をあわせてください。

地面のグリッドに対して足の裏が合うようにしましょう。

 

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まだ背景が緑のままでしたね。

次は背景を切り抜きますがグリーンバックなので簡単です。

MMD背景を選択した状態でTabキーを押しKeyを出します。

自動的にCardとの間にコネクトされてるはずですがもし繋がってなければ線の間にもっていけば勝手に繋がります。

 

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keylightの設定項目のScreen Colourの赤印の部分をクリックし

Ctrlキーを押しながら画面の緑の背景をクリックしてみましょう。

 

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すでに背景が抜けてキャラクターだけが出ているはずですが白いポイントクラウドが邪魔なので

ノードのCameraTrackerPointCloud1をダブルクリックしPointSizeを0にします。

すでにマッチムーブも完成しているのですが

さらに馴染ませるならkeylightとCardの間にMotionBlurノードを入れてもいいでしょう。

 

次に書き出すにはノードが必要です。

Tabキーを押しWriteノードを呼び出します。

ScanlineRenderに接続してみましょう。

 

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Writeの設定項目ですが綺麗な動画にしたいので連番画像で書き出します。

理由はNukeは動画としての書き出し設定が少ないのでその辺は他のソフトのほうが得意だと思います。

 

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書き出し方ですが連番画像の場合必ず拡張子まで入力と前に####を入れてください。

あとはRenderを押せばokです。

 

今回はカラー補正などは長くなるので省きましたが変更したい所にGrade又はカラコレを挟んで調整するだけなのでそんなに難しくないと思います。

 

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この他にもいろんなマッチムーブ方法がありますが今回は一例として取り上げてみました。

完全無料で手軽にできるので是非試してみてください。

説明は長いですが作業時間は10分もかからないと思います。

 

このMMDの部分をエフェクトを使ったりCryEngineやUE4等の

ゲームエンジン画像に差し替えてもリアルな動画になって楽しめますよ。

 

 

 

 

 

 


One thought on “無料版NukeXとMMDを使ってマッチムーブ

  1. Pixiy

    Nice!

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